先日、ご飯を食べている息子の顔をじっと見ていると
「なんでぼくのかおをみているの?」
と言われました。
「見たいから見てんねんで。」
と言うと
「そんなにみないで!」とニコニコ笑顔で言われたしみっちゃんです(笑)
子供の反応って面白いですよね!
さて、本題です。
『10年後のあなたに届けます』
小学校卒業の時にしませんでしたか?
「10年後の私へ」とか「20年後の私へ」など。
今の自分から未来への自分に宛てた手紙です。
「10年後の私はアイドルになっているかな?」や
「もう警察官という夢を叶えているかい?」を書いたんじゃないかなと思います。
ちなみに今の子供たち(小学生)の夢は
男の子の第一位はスポーツ選手
女の子の第一位は保育士
です。
何年か前はYou Tuberが第一位でしたね。
話が逸れちゃいましたが、未来への手紙、いわゆるタイムカプセルです。
仲のいい友達と一緒に学校の校庭や家の庭に埋めたりして10年後に集まって掘り返す。
ほとんどの場合は忘れていることが多いと思います。
または遠くに引越しをしているから掘り返そうにもできないなんてこともあると思います。
そんな時のためにそれを自分に届けてくれるサービスがあったらどうですか?
10年後と決めたら10年後、自分に届けてくれる、引越しをしても現在住んでいる住所を調べて届けてくれる。
そういうことが出来るとしたらやります?
今回はそのサービスを紹介します!
と言いたいところですが、小説の話です!
喜多川泰さんの作品で
「株式会社タイムカプセル社」
という本です。
基本的に問題なく10年後に届けることが出来ます。
ただ、先ほど書いた通り引越しをして住所が分からず届けられない場合や、なんらかの理由で受取自体を拒否する人がいます。
そういった方々に10年前などに書いた手紙を届ける。
これが株式会社タイムカプセル社の仕事です。
タイムカプセル社の制服は白スーツに白ハット、白づくめというスタイルで手紙を手渡しする。
その人のベストなタイミングで手紙を届ける、その「ベストなタイミング」とは「勘」です。
受け取った人たちは戸惑いながらも最終的には涙を流します。
率直に言って、めちゃめちゃ感動します!
計7人に手紙を渡すんですがその度に涙腺が緩みます!
人生は何度でもやり直せるんだ!ということを認識させてくれる作品です!
辛い時、苦しい時、そんな時は必ず誰にでもあります。
もちろんしみっちゃんにもあります。
そんな時、この本を「読む」、「聴く」をして下さい!
また頑張ろう!って気持ちになります!
今回ご紹介した本はこちらです!
「株式会社タイムカプセル社」
著者:喜多川泰
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
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